この記事では幼稚園までの道のりを送り迎えとバス通園の両方を経験した我が家が、そのメリットデメリットについてまとめました。
幼稚園を選ぶときや入園が決まったあとでも意外と悩むのが、幼稚園までの送迎方法ですよね。
自分で送り迎えするのとバス通園で幼稚園まで通ってもらうのはどちらがいいのか?
もちろん両方ともにメリットデメリットがあるので、「こっちが絶対にいいよ!」というのはないし各家庭によって合うほうも違います。
なので私が送り迎えとバス通園の両方を経験してみて感じたことを記事にまとめました。

バス通園で、下の子は送り迎えをしています(現在進行形)
下の子がいるならバス通園のほうがおすすめかなーと思います。
幼稚園の送り迎えのメリット
まずは幼稚園まで自分で送り迎えする場合のメリットについてまとめました。
送り迎えのメリット
- 担任の先生と話す機会がふえる
- 子供のお友達がわかる
- 顔見知り・ママ友ができる
- バス代がかからない

担任の先生と話す機会がふえる
幼稚園まで直接送り迎えすることによって、先生に会う機会がふえるのでコミュニケーションを多くとれるようになります。
具体的にこれの何がいいのか?というと、子供の幼稚園での様子を直接先生から聞くことができます。
例えば
「帰ってくるといつもおやつをたくさん食べたがるけど、給食ちゃんと食べてるのかな?」
「お友達とケンカしたって言ってたけど大丈夫かな…」
などちょっと気になるけど電話してまで聞くほどではないかなぁ…と思うようなことも、送り迎えだと先生に直接聞くことができたりします。

先生のほうからも「○○くん今日は苦手なほうれん草もちゃんと食べてましたよ~」なんて嬉しい報告をしてもらえることも。
幼稚園での生活は見えないから先生とコミュニケーションがとれて、子供の様子がわかるとママも安心ですよね。
子供のお友達がわかる
これはお友達も送り迎えだった場合に通ずることですが、子供が誰と仲が良いのか覚えることができます。

おりがみしたんだ~

(けんくんてどの子だろ…)
【別の日】

おてがみもらったよ!

(あきちゃんありがとう…!でもどの子だろう…!)
バス通園で園に行く機会がほとんどない場合、子供の口からよく○○くん▲▲ちゃんの名前がでてきても正直どの子かわからない…!
それが自分も相手も同じ送り迎えだと子供が勝手に教えてくれるので、子供のお友達を覚えることができます。
顔見知り・ママ友ができる
幼稚園で知り合いを増やしたり、ママ友がほしいなと思うなら送り迎えがおすすめ。
毎日送迎で会うし自然と話す機会もふえて、子供同士も帰りに顔を合わせることが多くなるので一緒に遊ぶことも多くなります。

よく話す人がずいぶん増えました
幼稚園のことでわからないことがあれば気軽に聞けるし、ちょっとした雑談ができると楽しくもなります。
また子供も帰りに園庭で一緒に遊ぶともっと仲良くなるようです。
バス代がかからない
自分で送り迎えとなるとバス代はかかりません。
我が家が通っている幼稚園の場合1ヵ月のバス代は3,800円なので、1年間で3,800円×12ヶ月=45,600円浮く計算になります。

できちゃうね!
バス代がかからない分をレジャー費にあててもいいし、子供の将来の貯金にしてあげてもいいですよね。
幼稚園の送り迎えのデメリット
次に送り迎えにするデメリットについてまとめました。
送り迎えのデメリット
- 雨の日や天気の悪い日は大変
- 下の子がいると5倍くらいしんどい
- 園庭で遊んでなかなか帰れない
雨の日や天気の悪い日は大変
自分で送迎することのデメリットとしてやっぱり大きいのが、雨の日や天気の悪い日の送迎が大変だということ。
車で送り迎え可能ならそれほどではないけど、徒歩か自転車で送迎している場合はなかなかに大変です。
子供と一緒に雨の中歩いていくといつも以上に時間がかかるし、幼稚園に着いた頃にはビショビショなんてことも…。

雨の日で風も強いとき!
風が強いと傘も飛ばされそうになるし、子供の様子を見ながら危険がないように一緒に歩くとものすごく消費します。
天気の悪い日はバス通園がほんとに羨ましくなります…(笑)
下の子がいると5倍くらいしんどい
これは下の子の年齢と性格にもよるのですが。下の子が赤ちゃん期でまだ歩かない時期は送り迎えでも全然大丈夫なんです。
問題は下の子が歩き始めて自己主張するようになってから。

5倍くらいしんどいんですよ…!!
我が家の上の子は基本バス通園だったのですが送り迎えにする日もたまにあって、そのときは下の子をつれて園まで送迎していました。
下の子が2~3歳のちょうどイヤイヤの時期が大変で、グズグズするのをなだめながら登園したり、お迎えの時間がお昼寝の時間とかぶって最高に機嫌が悪かったり…。
たまの送り迎えでもなかなか消耗していました。

なので下の子がいる場合はバス通園のほうがおすすめです!
園庭で遊んでなかなか帰れない
先ほどもちょっとふれましたが降園後に園庭で遊べる幼稚園の場合、子供がなかなか帰らないので大変です。
今下の子がそれなのですがお迎えに行っても園庭で遊びたがって、特別用事がない限りだいたい毎日園庭で遊んで帰っています。
たまになら全然いいんですよ?
でもこれが毎日のこととなると、たとえ遊ぶ時間が30分でもけっこうしんどいです。

用事があるから早く帰りたい日もお友達が園庭で遊んでいるのを見ると、やっぱり子供は遊びたくなりますよね。

おかあさんのケチーっっ

というのを繰り返してます。
ただうちの園はママさん同士はさっぱりしているので、先に帰ったからといって輪を乱して気まずいとかそういうのは一切ありません。
ただ単に子供がなかなか帰らず困る、という我が家の問題です。汗
幼稚園までバス通園するメリット
お次はバス通園のメリットをまとめました。
バス通園のメリット
- 雨の日や天気の悪い日もラクチン
- ノーメイク・ラフな格好でもあり
- 下の子を上の子都合で振り回さなくてすむ
- ママさんたちと顔をあわせなくてもすむ
上の子が3年間バスで通っていましたがとにかくラク!親にとってはラク以外の何者でもなかったですね。
雨の日や天気の悪い日もラクチン
バス通園の一番のメリットは天候が悪いときでも自分で送迎しなくてすむこと!
雨の日や風の強い日でもバス停で待っているだけで幼稚園までつれていってもらえるので、上の子のバス通園のときはすごく助かりました。
やっぱり雨が降るだけで大人の足で徒歩10分で通えるところが30分かかることもあるので、バス通園はラクチン!

でも車がある人や園に十分な駐車場があるならそこまで気にする必要はないかも。
我が家は通っている園の駐車場がかなりせまくて出にくいので、特に混み合う雨の日はほぼ徒歩か自転車で通園しています。
なので悪天候のときに車通園できる人はバス通園じゃなくてもいいかもしれません。
ノーメイク・ラフな格好でもあり
これはバス停で待つ人数にもよりますが、自分の家しかいないバス停の場合服装などに気をつかわなくていいので毎朝気楽でした。
通園バスがきたら先生がさっと子供を乗せていってくれるので、バス停で待っている時間も実質15分ほど。
私の場合バス停が家から徒歩30秒の場所だったため、真冬のコートの下はほぼ部屋着(パジャマ)でした。

ただしバス停が人通りの多い場所だったので、一応ファンデーションとまゆげだけはかいてました。(笑)
他のバス停のママ友に聞いたらノーメイクの人も!
朝早い時間帯のバス停の人は朝はバタバタするからノーメイクという人もいました。

私は同じ感じでした(笑)
下の子を上の子都合で振り回さなくてすむ
下の子がいる場合、バス通園はメリットがかなり大きいと私個人としては感じていました。
下の子が赤ちゃんだった時期は寒い真冬の日や夏の炎天下にお迎えで連れまわさなくて済んだので助かりました。

下の子が成長して2~3歳の時期にはバスが到着する時間とお昼寝の時間がかぶっていたので、グズグズする下の子をバス停までつれていくのも大変なくらいでした。
眠そうなときは抱っこしてバス停で待機。それも15分ほどだったのでできたこと。
これが幼稚園まで毎日お迎えに行かないといけなかったら、相当大変だったと思います。

ママ友と顔をあわせなくてもすむ
バス通園の場合バスに乗って帰ってくるので、帰りに園庭で遊んだりお友達のママさんたちと顔を合わせることもありません。
たまに会って話すのは楽しくて話もはずむけど、毎日ママ友と会うとなると話題もなくなってくるし自分の体調が悪くて早く帰りたい日もあるはず。
やっぱりどんなにいい環境だとしても疲れることはあるから…。
そんなときもバス通園なら気にすることなく子供を園に通わすことができます。

幼稚園までバス通園するデメリット
最後にバス通園のデメリットについてまとめました。
バス通園のデメリット
- 幼稚園での様子がわからない
- 知り合い・ママ友ができにくい
- バス代がかかる
幼稚園での様子がわからない
保護者が幼稚園に行く機会が少ない場合、子供が園でどんな風にすごしているのかわかりにくいデメリットがあります。
我が家は上の子が3年間バス通園で、保護者の出番がほとんどなく行事も少ない園だったので幼稚園での様子がまったくわかりませんでした。
担任の先生に会う機会がほとんどないので、気になっても聞ける機会自体がないんですよね。

あとはどうしても気になったことは夕方園に電話して聞いたこともありましたが、
「先生も忙しいだろうし電話して聞くほどでもないかな…」
と結局聞かなかったことのほうが多かったです。
その点今送り迎えをしている下の子は、お迎えで担任の先生に会う機会も多いので聞ける環境にあります。

知り合い・ママ友ができにくい
バス通園はほかのママさんたちと顔を合わせる機会が少ないので、知り合いやママ友ができにくいというデメリットもあります。
同じクラスのママさんと顔を合わせるのは親子遠足・参観日など1年の間でたったの数回という場合も…。

それが気楽ー!となるかちょっとさみしいかも…となるかはあなた次第。
もし知り合いやママ友がいたらいいなぁと思うなら役員をやってみるのも1つの手かも。
顔を合わせる機会が多くなればなるほど親しみも増すし、顔も覚えてもらえるのでママ友も増えると思います。
バス代がかかる
我が家が通っている幼稚園でいうと毎月のバス代が3,800円なので、3,800円×12ヶ月=45,600円が1年間でかかるようになります。
大体どこの幼稚園も3,000~5,000円がバス代の相場のようなので、年間で4万~6万前後がかかってきます。

ただし毎日幼稚園まで子供をつれていってくれるメリットも大きいので、その辺は各家庭の考え方によりますね。
幼稚園は送り迎えとバス通園、家庭に合うほうを選ぼう
幼稚園までの道のりを送り迎えにするかバス通園にするかは、それぞれメリットデメリットがあるので各家庭で合うほうを選びたいですね。

もちろん小さな兄弟がいても毎日送り迎えしている家庭もあるし、家から近いから送り迎え、家からすこし遠いからバス通園など色んな選択肢があります。
あなたにぴったりの通園方法が見つかりますように!少しでも参考になれば嬉しいです。
幼稚園の選び方やママ友関連の記事もあるのでよかったら読んでみてくださいね。