『かず』が得意になる数字盤の作り方。100均でそろえてつくってみよう

数(かず)のお勉強が楽しくできる数字盤(すうじばん)を手作りしました。

りんご
数字盤?って何?
あまなつ
数字盤というのは数字のコマを並べたり見比べることで、数を覚えることができる知育玩具のことだよ。

市販のものでいえばくもん出版のすうじ盤が有名です。

買うとそこそこお値段がするので100均(ダイソー)の材料で手作りしてみると、意外と簡単に作れました!

子供に数字に興味をもたせたい、算数好きにさせたいママ必見の知育玩具・数字盤。

ぜひ一緒に手作りしてみましょう♪

目次

数字盤を手作りするための材料

数字盤を作るのに必要な材料はこちらです。

手作りおもちゃ 数字盤の材料

  • マグネット付きホワイトボード
  • マグネット
  • マグネットシート
  • ポイントシール
  • はさみ・カッター・油性ペン

上記4つは100均(ダイソー)で全部そろえることができます。

今回は1から10までの数字盤を作るので、マグネットは10個必要になります。

数字盤作成にかかったお金:約540円(はさみ・カッター・油性ペンは家のものを使用しました)

 

数字盤の作り方

それではさっそく数字盤の作り方をみていきましょう。

出来上がりの形がこちらになります。

シールを貼るなど細かい作業もありますが、だいたい1時間ほどで完成させることができました。

あまなつ
作り方自体はとっても
シンプルで簡単だよ。

①ホワイトボードに線をかく

まず最初にマグネット付きホワイトボードに線を入れていきます。

この記事では1~10までの数字の数字盤を作ったので、10個のマスができるように線を書きました。

油性ペンで書いたのですがホワイトボードの表面がツルツルしていて、はっきりとはインクがつきませんでした。

あまなつ
なんとなくにじむ感じ…

でもうっすらとは書けてちゃんと乾いたので、今回はこれで作ることにします。

数字を10以上にしてもっとマグネットを多く使いたい場合は、マスの数をふやしてくださいね。

②マグネットに数字を書く

油性ペンでマグネットに数字を書いていきます。

大きめにはっきり書くと遠くから見てもわかりやすいですね。

③マグネットシートを二種類作る

マグネットシートを切っていきます。

裏側に油性ペンで下書きの線を入れて、これに沿ってカッター(もしくははさみ)で切っていきます。

数字を書くパターンとポイントシールを貼るパターンの二種類にしたので、全部で20枚作りました。

 

まず半分の10枚に、1から10までの数字を書きます。

 

残りの10枚にはポイントシールと呼ばれる丸型のシールを貼っていきます。

選んだホワイトボードが小さくその関係でマグネットシートも小さく切ることになってしまったので、ポイントシールは極小のものを選びました。

あまなつ
ホワイトボードは色んな大きさがあるので、大きめを買ったほうが作りやすいです。

これを1から10までの数になるように貼っていきます。

あまなつ
シールが小さくてこの作業が一番大変でした。

でもここさえできればもう完成!

できたものを全部貼るとこうなります。

マグネットの下に数字を書いたマグネットシートが貼ってあります。

 

数字盤の遊び方

数字盤はマグネットに書かれた数字をホワイトボードの数字と合わせることで、

  • 数の感覚が身につく
  • 数の並び順を覚えられる

という2つの効果があります。

今回作った数字盤はいくとおりかの遊び方があるので、1つずつご紹介していきますね。

マグネットとマグネットシートの数字をあわせる

まず最初はスタンダードな遊び方から。

ホワイトボードにマグネットシートを全て貼ります。

できたらあとはマグネットに書いてある数字を、ホワイトボードに貼ったシートの数字と同じものを見つけるだけ。

あまなつ
「1」の数字はどこかな~?
あっこれだ!

数字を見て同じところに貼る。これを1から10までを繰り返していきます。

そうすることで数字の「1」を目で見て覚えて認識できるようになります。

りんご
下のポイントシールを貼ったやつは何なの?

これはその数字がどのくらい多い(少ない)のかを、パッと目で見てわかるように表したものです。

例えばこの数字の「7」。

私たち大人は「7」と聞くと物を7個思い浮かべるなどして、どのくらいの多さ(少なさ)なのかを想像することができますよね。

女性
毎日みかんを7個食べるのは
きついけど…
女性
みかんを1日に2個なら
いけるなぁ。

それは体感として「7がこのくらい」というのを知っているから。

しかし数字を覚え始めた幼児は、「7」が「このくらい」というのを知らないんです。

「7」という数字を見て「なな」と読めたとしても、それは数字や読み方を覚えただけであって本当には理解できていない。

そこで幼児が数をもっと理解できるようになるための工夫が、このポイントシールを貼ったマグネットシートなんです。

あまなつ
ここには数字は書いてないけど、見ただけでどれが多いか少ないがすぐわかるよね?
りんご
シールの数が多いほうが
多いよね。

目で見て、物の「多い」「少ない」がわかるようになってきたら、次はそれを数字と結びつける作業が大事なんです。

それがこの手作り数字盤のねらいです。

「7」という数字が「○がいーち、にーい、さーん…なーな。7のことだね!」とわかるようになってくれば、数への理解が一歩すすんでいきます!

あまなつ
あとは子供に物を数えさせる機会を増やすと、数字を覚えるのがもっと早くなります。

それらを踏まえた上で他の遊び方もご紹介していきますね。

数字の順番をかえて並べてみる

1から10の数字に慣れてきたら、今度はホワイトボードの数字の順番をかえて貼ってみましょう。

左から順番じゃなくなったことで、マグネットの数字とホワイトボードの数字をよく見比べるようになります。

シール部分をのけて遊ぶのもいいですね。

 

シールの数を見てマグネットを貼ってみよう

シールを貼ったマグネットシートだけを貼り、同じ数のマグネットを貼っていきましょう。

これを繰り返して遊ぶことで、数字の多さ(少なさ)がどのくらいなのかを体感して覚えることができます。

またその反対も。

マグネットをホワイトボードに先に貼っておいて、シールのマグネットシートを同じ数のところに貼っていきます。

\「1」の数字はこれだっ/

これができれば1から10までの数の概念はバッチリです!

 

冷蔵庫に貼っておくともっと身近に遊べるよ

ホワイトボードに貼って遊ぶのもいいけど、もっと身近に遊べる方法が冷蔵庫に貼っておく方法です。

ホワイトボードの裏に磁石がついていたのでそのまま冷蔵庫に貼りつけても遊べます。

マグネットたちだけ取って直接冷蔵庫に貼りつけてもいいですね。

冷蔵庫にちょこんと貼っておくと、実は家事をしているときに助かることも。

子供が一緒にキッチンに来たときにこれで遊んでくれて料理作りが進んだり、

また「冷蔵庫からトマトを2個とってくれる?2の数字はどれかな?」とお手伝いしながら数のお勉強にも!

あまなつ
うちの子はキッチンによくついてくる子だったので、冷蔵庫に色々貼っておくと時間稼ぎができていました(笑)

 

マグネットで全部がくっついているので収納もラクチン

この手作りの数字盤、全部がマグネットでくっついているのでお片づけもラクチンなんです。

(ひっくり返しても落ちません。)

このまま大きめのジップロックに入れてもいいし、マグネットなどのパーツだけまとめて収納しても良し。

お片付けしやすい方法を選んでみてくださいね。

数字盤で『かず』に親しみをもとう

楽しく遊びながら自然と『かず』のお勉強ができる数字盤。

数字に興味がもてるようになると算数が好きになる第一歩になります。

ぜひ小さな頃からたくさんの『かず』に触れさせてあげたいですね!

 

▽▽▽

 

遊びながら算数に強くなる手作りのおもちゃは他に、図形に強くなるタングラムもあります。

こちらも100均(ダイソー)のホワイトボードやマグネットシートを使って安く作ることができるので、ぜひ手作りしてみてくださいね。

 

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