子育て・暮らし

【体験談】育てにくい子(男の子)が成長して小学生になったその後のお話

我が家には小学生の長男と幼稚園児の次男、2人の男の子がいます。

今回は癇癪がひどくて、いわゆる育てにくい子だった長男のお話をしたいと思います。

長男の癇癪がはじまったのは確か2歳の頃でした。

自分の思いどおりにならないと、大泣きする、私を叩いてくる、まとわりついて服をひっぱるなど

癇癪を起こすともうどうにもならない状態。

「なんて育てにくい子なんだろう…」

男の子だからか声も力も強く、私は1日に何度も何度も繰り返される癇癪に、

ほとほと疲れきっていました。

よその子がみんないい子に見えて、同じように大泣きしていても話をすれば、

気持ちを切り替えてまた楽しく遊び出す他の子の姿を見ては

「なんでこんなにも違うんだろう…」と羨ましさでいっぱいでした。

育児に疲れきってノイローゼ寸前までいったこともありました。

そんな育てにくい子だった長男も、現在は小学生の男の子に。

あんなにひどかった癇癪もだいぶ落ち着いて、ずいぶん成長したように思います。

当時の私はネットの検索魔で、“癇癪 いつまで続く”や“育てにくい子 その後”で

何度も何度も検索しては答えを探していました。

でも子供は一人一人違うので、検索して見つけた答えが自分にも当てはまるかといったらそうではなく…。

よくある「癇癪を起こした場合の対処法」など、やってみたけれど全く効果はありませんでした。

ただひたすら同じような悩みを抱えているママの、体験談のような記事を探してはあさっていました。

今、子供の癇癪や育てにくいことで悩んでいるママたちに、

少しでも私の体験談が届けばいいな、と思います。

育てにくい子(男の子)を育ててみて

我が家の長男は、いわゆる「育てにくい子」の部類に入る男の子だと思っています。

育てにくい子というと特徴も色々ありますが、我が家の場合はこんな感じでした。

  • ちょっとしたことですぐ癇癪を起こす
  • 癇癪が起きると30分~1時間は泣き叫び続ける
  • 私(ママ)を叩く、服が破れそうなほど引っ張る
  • 自分の思いどおりにならないと気が済まない
  • 気持ちの切り替えができない
  • こだわりが強い、一番病がひどい

2歳頃からはじまった癇癪は6歳頃までが特に激しい時期でした。

小学生になった今も家で癇癪を起こすことがありますが、昔に比べると回数もずいぶん減り、

何より癇癪起こしたあとの気持ちの切り替えが、自分でできるようにまで成長しました。

これは私が何かしたというよりも、息子本人が成長したことが大きかったように思います。

2歳頃から癇癪がはじまる

2歳頃からはじまった癇癪。

この頃の癇癪の原因は、息子がやりたいことができないときに起こることが多かったです。

具体的な例でいうと

  • 今すぐ公園に行きたいけど行けない
  • ○○が今すぐ食べたいのにない
  • 公園から帰りたくない

など癇癪の原因としてはごく普通のことだったのですが、

当時私が困っていたのが
“どんなに代替案を用意しても全くきかない”
というところでした。

○○が食べたい→ないから他のものにしようと提案する→癇癪起こして泣き叫ぶ

という感じで癇癪を起こしてしまうと、もうダメでした。

この世の終わりかというくらい泣いて、叫んで、とにかくうるさい。

当時悩んで育児本もたくさん読みました。ネットでたくさん調べもしました。

そんな時よく見かけたのが「癇癪起こしたときは泣かせておけばいい。」というもの。

それができればどんなに楽だったか…と思います。

うちの息子は癇癪を起こすと、大声で泣き叫びながら私を叩いて攻撃してきたり、

私の服を破れそうなほど力の限り引っ張って、とにかく自分の要求を通そうとしていました。

あまなつ
あまなつ
こうなるともう何しても
ダメでした。

抱っこは拒否、話を聞ける状態でもない、

こうなると癇癪を収める方法は2つ。

  1. 息子の要求を今すぐ叶える
  2. 私が怒鳴っておしまいにする

のどちらかでした。

今でも覚えてるのは3月のまだ寒い、雨が降る日、息子が公園に行きたいと言い出しました。

3月といえどすごく寒い日で、息をはぁーっとはくと白くなるそんな時期。

当時次男がまだ1歳未満の赤ちゃんで、出かけるなら抱っこひもで行かないといけない。

風邪を引いてもいけないから「お家で遊ぼう」と提案しました。

そうしたら案の定癇癪を起こして、どうしようもない状態に…。

大声で泣くので近所迷惑になってはいけない気持ちや、日々の癇癪に疲れてヤケになってた私は

「じゃあ公園行けばいいんでしょ!!」とムリヤリ準備して公園に出かけました。

雨の中次男を抱っこひもに入れて、長男にはカッパを着せて傘を持たせて、誰もいない公園に出かけて…

雨に濡れて遊べない遊具なのに、息子に「来たんだから遊びなさいよ!」と嫌味しか言えない自分にも

癇癪ばかり起こして私を困らせる息子にも、イライラが止まらず涙が止まりませんでした。

4~6歳頃が癇癪のピークに

2歳頃からはじまり、3歳を過ぎてもまだ癇癪はおさまりませんでした。

育児本やネットでの体験談をたくさん読んで、大体の子は“4歳頃から少しずつ落ち着いてくる”

と書いてあったので、それを信じて子育てしていました。

あと少し、あと少し…と。

幼稚園に入園し、ちょっと落ち着いてきたかな?と思った頃、また癇癪がはじまるように…。

今度はお友達と遊んでいるときに癇癪が多く起こるようになりました。

幼稚園では先生に聞く限りでは癇癪を起こしてはいないようでしたが、

降園後お友達と遊ぶと毎回と言っていいほど癇癪を起こすように。

主に以下の2点が原因でした。

  • こだわりが強く、物の貸し借りができない
  • 一番にこだわりすぎる

こだわりの強さはますます顕著になり、お友達に自分の物を貸せませんでした。

お友達とかけっこすれば「僕がいちばん!」だと勝ち負けにこだわり、お友達とケンカになることもしょっちゅう…。

またある日にはこんなことも。

公園に集合したお友達がなわとびを持ってきているのを見て、

「自分もなわとびしたい!今すぐ家からもってきて!!」と大泣き。

30分以上泣き叫び、結局ほとんど遊ばずに帰ったこともありました。

お友達と楽しく遊べない、毎回息子のせいでケンカになる、そんなことを繰り返していくうちに

私自身がママ友やお友達に申し訳なくなっていき、息子をお友達と遊ばせるのが嫌になり、

ママ友とも段々と疎遠になっていきました。

幼稚園でももしかしたらお友達とケンカばかりしているのだろうか?と不安になり、

面談のたびに先生に聞いてみるものの、園では癇癪などは起こしていない…と。

もしかしたら幼稚園で頑張ってる分、帰ってくると一気に疲れが出て

私にぶつけることで発散していたのかもしれません。

育てやすい子が羨ましくて仕方なかった

癇癪ばかり起こす息子の対応に疲れきっていた頃、

育てやすそうな子を見ると、いつも羨ましくて仕方がありませんでした。

  • いつもニコニコしている
  • お友達と仲良く遊べる
  • 公園から泣かずに帰れる
  • 泣いてもなだめると、すぐ笑って遊び出す
  • 叱るとちゃんと「ごめんなさい」と言える
  • 物の貸し借りができる

当時私の周りにはこんな子が多くて、私は勝手に息子と周りの子を比べて

「なんでうちの子はこうなんだろう…」と腐っていました。

もちろん表面的な部分しか見ていないので、見ていないところではみんな子育て大変なところがあると思います。

でも当時息子の対応で疲れきっていた私は、もう他のことを考える余裕はありませんでした。

いつも公園から帰るのは一番最後、それも「帰りたくない!」と泣いてる息子をムリヤリ引きずって帰ったことも。

育てやすい子はお友達とも仲良く遊べるからママ同士も仲良くなれるし、

安心して見守りながら遊ばせることができるので本当に羨ましかった。

一方私はというと「今日はケンカしないかな…大丈夫かな…」といつも冷や冷やしながら、

息子をお友達と遊ばせていました。

今次男がちょうど幼稚園に通っている年齢で、イヤイヤすることもまだあるけど、

癇癪起こしても言い聞かせればちゃんと話も聞ける。

ワガママ言い出してもちゃんと代替案を出せば納得して泣き止む。

お友達ともたまにはケンカもするけれど基本的には仲良く遊べて、

おもちゃも譲り合って使えて、笑って遊べる子です。

特別育てやすい子でもないけど、お友達と遊んでる最中にしょっちゅうケンカの仲裁に入らなくていいだけで私にとっては十分。

もうそれだけで十分。花丸です。

癇癪をどうすればなくせるか?考え続けたけど

何年も続く、しかも段々とひどくなる癇癪にどうすればいいんだろう?と悩み続けました。

子供の気持ちを聞いて受け止めてあげる

癇癪を起こしたら相手にしない

色々な方法を試してみたけど、これが効いた!ものはなく…。

お友達とケンカしたり、嫌なことを言ってしまったときはその時注意し、

家に帰ってお風呂に入ってるときに「こんなときはどうする?」とシュミレーションして

何度も親子で考えました。

家で人形を使って考えさせたり、私がわざと息子にいじわるして相手の気持ちを体験させたり、

絵本を使って友達の大切さを学んでみたり、色々やってみたけれど。

これが劇的に効いた!という方法は見つかりませんでした。

そうこうしているうちに息子は小学生に。

小学生になって徐々に癇癪が減ってきた

息子が小学生になることに不安を抱いていたのは、息子ではなく私でした。

小学校になると先生はいつも教室にいるわけではない、子供同士の関わりも園時代よりももっと増えてくる。

朝も集団登校で近所の子達と学校に行くようになる。

大丈夫なのかな…ちゃんとやっていけるのかな、と不安でいっぱいでした。

一年生の頃は慣れない学校生活に疲れが出て、まだまだ癇癪起こすことも多くありました。

だけど一年生の夏あたりから、不思議と少しずつ癇癪が減ってきて。

今でも苦手な宿題が出たときやゲームで負けたときなど、癇癪を起こすときもありますが、

昔に比べると回数はだいぶ減ったように思います。

そして何より癇癪を起こして泣いたあと、自分で気持ちの切り替えができるようになりました。

あんなに泣きわめいてた子が、ひとしきり泣いたあと「………やっぱり宿題やる!!」と怒りながらも

自分で自分の気持ちと向き合えるようになっていました。

あまなつ
あまなつ
息子にとってはこれだけで
ものすごい進歩です…。

もちろん毎回ではないけど、去年よりは今年という風に、少しずつ癇癪も落ち着いてきている気がします。

あんなにケンカばかりしていたのに、いつの間にかお友達とも仲良く遊べるようになっていました。

あんなに“譲る”ことができなかった息子が、お友達に自分の物を貸したり、

鬼ごっこで負けても泣かなくなっていたのを見て、涙が出そうになりました。

子供自身が成長した

私はどうすれば癇癪をなくせるか、減らせるかをずっと考えてきたけど、

結局は子供自身が成長するしかないのかな、と今となっては思います。

もちろん癇癪も子供によって違うので、癇癪への上手な対応もあると思うし、

それをすることで子供の癇癪が減ることもあると思う。

でも我が子には育児書に書いてあることや、他の人の事例は当てはまらなかった。

だから今、子供の癇癪で悩んでいる人で「育児書のとおりにしてるのに全然癇癪が減らない」と焦ってる人には

それが全てじゃないから大丈夫だよ、と伝えたい気持ちでいっぱいです。

もちろん「いつかは絶対癇癪なくなるから!」なんて無責任なことは言えないけど、

いつまでも同じ状態じゃないことは確かだから。

癇癪がひどいのを自分のせいだと責めないで

長男の癇癪がひどいのは“私の育て方や対応がまずかったからだ”と、ずっと自分のせいだと思ってきました。

癇癪を起こしたときにもっと根気強く対応していればよかった?

叩かれても引っ張られても、あたたかく見守ればよかった?

ネットで“癇癪がひどいのは母親の愛情不足だ”という記事を見たときは、

私がいけないんだ…母親失格だ…とすごく落ち込みました。

でも今なら言える、そんなことないと。

当時の自分が精一杯考えて行動した、あれがあの時の私の精一杯だった。

よくがんばったね、と自分を誉めてあげたい。

だから今悩んでいる人も、子育てがうまくいかないのは自分のせいだ…と責めないでほしい。

そしてどこでもいいから相談できる場所を持ってほしいと思います。

私はそれがネットでの子育てサイトだったり、子育ての電話相談だったり、

発達の相談に何度か行ったこともあります。

リアルなつながりじゃなくても、ただ誰かに話を聞いてもらう、しんどい気持ちを吐き出す、それだけで子育てがちょっとだけラクになるから。

一気に全部はラクにならないけど、ちょっとずつちょっとずつ、

何とかやり過ごしているうちに子供はいつの間にか成長しています。

だから大丈夫。ちょっとずつ息を吐いてやり過ごしていこう。

育てにくい子は頑張れる男の子に成長しました

自分の要求にしつこくて育てにくかった長男は、

同時にとても負けず嫌いな男の子でもありました。

お友達とかけっこで競っていつも「僕がいちばん!」だと言い合ってケンカばかりしていた幼児期。

現在はその勝気な性格でスポーツをがんばっています。

こだわりが強く、ちょっとでも失敗すると許せなかったその性格が、

今では何でも真面目に取り組むという面も持ち合わせています。

もちろんいいことばかりじゃないし、その性格ゆえまだまだ悩み事もつきませんが…

それでも幼児期の育てにくさに比べると、少しずついい面が見えてきました。

私が幼児期に自分のしんどさにかまけて、息子のいいところをちゃんと見ていなかったのかもしれません。

もっと子供のありのままの姿を、ちゃんと受け止めてあげれていればよかったのかもしれない。

と、今はそう思うけど、当時は本当にいっぱいいっぱいでした。

だから自分の子を「育てにくい子だなぁ」と悩んでるママたちに、

少しでも何か届けばいいなと思い、この記事を書きました。

私もそうだったよ、気持ちすごくわかるよ、と。だから大丈夫。

私も長男の子育ては悩みの連続だし、今でもまだまだ悩むことはあるけれど

大切に思うからこそこんなに試行錯誤してきたんだ、と自分を誉めてあげたい。

もし間違った方向や思わぬほうに行ってしまったとしても、

いつだって気付いたときにやり直せばいい…そう思います。

あまなつ
あまなつ
今はこれからくる反抗期に
おびえています。
りんご
りんご
だ、大丈夫だと思いたい…。

育児本を読んでも癇癪は減らなかったけど、

子育てする上ですごく自分の励みになっている本があります。

子育てがしんどい時やつらくなった時に、私が何度も何度も読み返す育児書です。

「こうすれば育児がうまくいくよ!」ではなく、子育てする上でママの気持ちに寄り添って

ママの味方になってくれるような本ばかり。

子育てに疲れたときにぜひ読んでみてください。