お泊り保育といえば年長さんの一大イベント。
初めてママと離れて夜をすごす子もいるのではないでしょうか?
そんな中我が子が「お泊り保育嫌だ!行きたくない」と言い出したら…ママはとっても心配ですよね。
なんで行きたくないの?周りのお友達は楽しみにしてるみたいよ?
そんなに嫌なら休ませたほうがいいのかな…なんて色々考えてしまいますよね。
我が家の息子も、年長のとき幼稚園のお泊り保育に行きたくないと直前まで嫌がっていました。
幼稚園のお友達とお泊りって楽しそうだから、子供が喜ぶイベントだよね~と思っていたのでまさか…

結局直前ギリギリまで行きたくないとは言ってたものの、無事お泊り保育に参加して帰りは笑顔で帰宅しました!
お泊り保育を嫌がっていた息子を、どうにかこうにか行きたい気持ちにさせるために私がしたことは2つ。
- 光るパジャマ、息子の好きな物で持ち物をそろえた
- 絵本でイメトレをした
この2つの対処法により気持ちの変化があったようで、お泊り保育が楽しかった思い出になったようです。

この記事ではお泊り保育を嫌がっていた息子が、「行ってみようかな」と前向きな気持ちになって笑顔で帰ってきた体験談をまとめました。
お泊り保育に行きたくない理由
幼稚園のお泊り保育に行きたくないと嫌がっていた息子ですが…
何がそんなに嫌なんだろう?と理由を聞いてみました。
お泊り保育に行きたくない理由
- お母さんとはなれたくない
- はじめて行く場所でのお泊りが不安
- 経験したことのない事に対しての漠然とした不安
息子に聞いてみたところ上記の原因があったようです。
我が家は転勤族のため実家・義実家ともに遠方なので、息子1人で祖父母宅に泊まるという経験がありませんでした。
なので私(お母さん)と離れて泊まるという経験がほとんどなく、初めてのことでさみしさがあったようです。
さらにお泊り保育は幼稚園や保育園で行われることも多いのですが、息子が通っていた幼稚園では別の施設を借りてバスで行って泊まることになっていました。

体験したことがなくてイメージがわかず、「お泊り保育?何それ行きたくない!」という気持ちになったようです。
「お泊り保育楽しそうだよ」と声かけするも…
幼稚園ではお泊り保育の1ヵ月くらい前から、先生から子供たちにお泊り保育についてのお話がありました。
きっとうちの子も含め何人かは行きたがらない子もいるはずなので、早めにお知らせをして心の準備をさせるためですね。
我が家で息子とお泊り保育の話をしたときはこんな感じ…

っていってたよ

楽しみだね~

頑固な性格なので「お泊り保育楽しいらしいよ」と声をかけても絶対に行かないの一点ばりでした。
私(親)がとった対処法は2つ
何度聞いても絶対に行かないという返事をうけて、一瞬「…行かなくてもありなのか…?」という考えが脳裏をよぎりましたが…
行くまでが不安で行ってしまえばきっとワイワイ楽しいはずだと思い、どうにか行く方向に気持ちをむかせようと考えた対処法がこちらでした。
- 光るパジャマ、息子の好きな物で持ち物をそろえた
- 絵本でイメトレをした
光るパジャマ、息子の好きな物で持ち物をそろえた
お泊り保育では
- リュック
- パジャマ
- 着替え
- タオル
といった持ち物が必要になるので、それらをすべて息子の好きなキャラクターでそろえてテンションを上げていく作戦にしました。
その中でも効果があったのが光るパジャマでした。

あって暗闇で光るんです
前々から息子に光るパジャマがほしいなーと言われてたのですが、買うタイミングをのがしていてまだ買っていなかったので、
「今だ!今でしょ!」と思いすぐさま息子と一緒に買いに行って、好きな柄のものを選ばせました。
本当に光るのかその日の夜試しに家で着てみると、暗闇の中でぼわ~っと浮かんでくるパジャマの柄。
これは楽しい…!

楽しいんじゃないっ?

ない様子)
その日の夜は何度も暗闇で光るパジャマを堪能して、ついに「これ着てお泊り保育いく」と決心したようでした。
お友達に光るパジャマを見せたくなったようです。
普通のパジャマよりもちょっとだけお値段が高いけど、これ一枚でこんなに効果があるなら何枚でも買います。
ありがとう光るパジャマ…!!
絵本でイメトレをした
お泊り保育への不安を少なくするために事前にしていた対処法が、お泊り保育がテーマの絵本でイメトレをすることでした。
お泊り保育に行きたくない理由の1つに「お泊り保育がどんなことをするのかわからないから不安」というのがあったので、
お泊り保育ってこんなことするんだよ~っていうのを事前に知っておけば、不安が少しでも減るかな?と思ったからでした。

当時息子がこどもちゃれんじの年長コースを受講していて、それで届いた絵本にお泊り保育がテーマのお話がありました。
お泊り保育にきたしまじろうはお友達と一緒に遊んで、おやつを食べて、夜ごはんには大好きなカレーライスを食べました。
そして夜のお楽しみのキャンプファイアー。
楽しかったこと、ドキドキしたこと、がんばったこと全部が夏の思い出。
…というお泊り保育の雰囲気が楽しく描かれていて、息子と一緒に何度も読んでお泊り保育に対するイメージを明るいものにしていきました。

食べたり楽しそうだね~

言葉だけで伝えるよりも、イラストがあったほうがイメージが伝わりやすいようで、こどもちゃれんじの絵本での予習は効果的でした!
市販の絵本にもお泊り保育をテーマにした絵本はあるので、事前にお子さんと一緒に読んでお泊り保育のイメージをつかんでおくのもおすすめです。
いざ当日!お泊り保育へ出発した息子は…
そしていよいよお泊り保育の日。
お泊り保育のスケジュールは
- 1日目の午前中に幼稚園に集合
- バスに乗って宿泊施設へ
- 子供たちと先生でお泊り
- 2日目のお昼前に幼稚園で解散
と約1日がかり。私は息子をつれて幼稚園に向かいました。
お気に入りのグッズ(光るパジャマやキャラクターのタオルなど)と絵本でのイメトレが功を奏したのか、嫌とも言わず泣くことなく幼稚園に行くことができました。
そして送迎の保護者たちが見送る中バスに乗り込む子供たち。
お友達はテンション高くママに手を振ったり、はしゃいでる様子の子もけっこういたけど、息子は黙ったままこちらを見つめていました。

息子が泣いてないのに私のほうが泣きたくなってしまうという。
そうしているうちに時間になりバスが出発していきました。
残されたママたちは何となく心配そうなソワソワした顔つきでその場を解散。
お泊り保育の間の1日が何だかとっても長いような、不思議な気がしました。
お泊り保育から帰ってきた息子は成長していた
そして次の日のお昼前、息子を迎えに幼稚園へ。
バスから降りてきた息子は笑顔で私のもとに走ってきました!

カレーも食べたよっ
お泊り保育が楽しかったのか興奮冷めやらぬ様子で、体験したことを一生懸命話そうとしてくれました。

と楽しそうな息子の姿を見て成長を感じつつ、私もすごく嬉しくなりました。
家に帰ってからもお泊り保育であった出来事をたくさん話してくれました。
- みんなで虫とりをしたこと
- 大きなバッタがいてつかまえたこと
- 晩ごはんにカレーライスを食べたこと
- 大きなお風呂にみんなで入ったこと
- 光るパジャマが本当に光ったこと
などなど息子にとって楽しかったことや初めてのことがたくさんあったようです。
お泊り保育に行きたくないと嫌がったら
子供がお泊り保育に行きたくない!と嫌がったときに私がした対処法はこの2つでした。
- 光るパジャマ、息子の好きな物で持ち物をそろえた
- 絵本でイメトレをした
光るパジャマは寝るときに本当に光って、お友達からも人気だったそうです。

あとはこどもちゃれんじの絵本でお泊り保育についてイメージができたおかげで、初めてのことに対する不安が少し和らいだかなと思います。
子供にお泊り保育行きたくないと言われたらママは「え?なんで」と心配になるけど、ママは必要以上に心配せずどんと構えて大丈夫。
お泊り保育から帰ってきた我が子は想像以上に成長して、一回りも大きくなって帰ってきますよ。