おもちゃって子供が大きくなるにつれてどんどん増えるけど、
おもちゃの多い家ってどうなんだろう?
子供がワガママに育ちそうなイメージがあるかも…と考えたことありませんか?
我が家はどちらかというとおもちゃが多いほうの家だと思っています。
収納も部屋の中もおもちゃがたくさん。
でもだからといって、あれもこれもと闇雲に買っているわけではなく…

作ってます。
子供の欲しいままにおもちゃを買っていては、お金もかかりすぎるし教育にもよくないですよね。
今回は、おもちゃが多い家である我が家がおもちゃを購入するときのルールと、気をつけている点についてご紹介します。
我が家のおもちゃの中で多いもの
我が家にあるおもちゃを大まかに分けると、大体こんな感じになります。
- プラレール
- 木製レール
- レゴデュプロ
- 小さいレゴ
- トミカ
- ニューブロック
- ボードゲーム(オセロなど)
- 知育玩具
この中でも特に多いのがプラレールとレゴデュプロ、ニューブロックです。
\電車大好きプラレール/
\何でも作れるレゴデュプロ/
\やわらかいから安心ニューブロック/
あとは細々したものだとおままごとのおもちゃや、長年続けたこどもちゃれんじのおもちゃなどがあります。
これだけ見ると種類はそこまで多くはないかもしれません。

多いんです…。
おもちゃを選ぶときのルールと気をつけていること
おもちゃにあふれている我が家でも、おもちゃを買うときや選ぶときには一応私なりの決まりごとがあります。

遊びが限定されないおもちゃを選ぶ
子供が4歳頃まではまだ親主導でおもちゃを選ぶことができたので、遊び方が限定されないおもちゃを主に選んでいました。
遊びが限定されないおもちゃというのは、色んな遊び方ができるおもちゃのこと。
我が家にあるおもちゃの中だと、プラレールやレゴデュプロ、ニューブロックがそれにあたります。
プラレールなら毎回違うレイアウトを考えたり、レゴデュプロやニューブロックなら自分の頭で想像してものを作ったりと、
遊ぶたびに色んな遊び方ができるので、子供も飽きずに長い間遊んでいます。

ただボタンを押せば光る、レバーを引けば引っ込む、などのおもちゃも買ったことがありますが、
実際に子供が遊んでいるのを見ると受動的になりがち。
そしてすぐに飽きてしまいました。
そうではなくて自分の頭で考えながら作ったり、想像力が広がりそうなおもちゃで能動的に遊んでもらいたいという気持ちがあったので、
その点を重視しておもちゃを選ぶように変更!
そしておもちゃ以外では
- 粘土
- 工作
- 折り紙
あたりも意識して遊ばせていました。
長男は粘土は大好きだったけど、工作や折り紙は苦手であまり好きではなかったので、
まずは“楽しいな”という気持ちを持たせるために、無理強いせず少しずつ簡単なものから一緒に作っていました。

ようになりました。
工作遊びは手先が器用になるのはもちろん、自分の頭の中で思い描いたものを再現する力が身につくので、知育にもとても効果があります。

好きじゃないみたい…(笑)
おもちゃの種類じゃなくて量を増やす
おもちゃを買い足すときは、新たな種類のおもちゃを増やすのではなくて、今持ってるおもちゃの量を増やすようにしていました。
例えばブロックを買うときも別の種類のブロックを買うのではなく、家にあるブロックの買い足し…という風に。
ブロックは量があったほうが色々作れて、想像力も遊び方も広がっていくので、同じものを増やすようにしていました。


インテリアに合う合わないは気にしない
子供のおもちゃはこれでもか!というくらいカラフルなものが多いですよね。
私も最初はゴチャゴチャしがちなのが嫌で、原色バリバリのおもちゃは何となく嫌だな~なんて思っていました。

憧れてたよ…!
でもある日子供がおもちゃをきっかけに色を覚えたことで、その考えがなくなりました。
子供は自分の身の回りにあるものからたくさんのことを吸収します。
色もその1つで、小さい頃の何でもあっという間に吸収してしまう時期には、普段生活する場所にはたくさんの色があるほうがいいのかもしれない、
という考え方に変わりました。
なのでそれ以来おもちゃを買うときは、見た目はあまり気にならなくなりました。

テンション上がるけどねっ。
子供の意思も尊重する
子供が0~4歳くらいまではおもちゃ選びも親主導でできていましたが、それ以降になると子供にも好みが出てくるので、
おもちゃを買うときは子供の意思をなるべく優先にしています。

子供のほしいものを。
戦隊もののおもちゃが欲しいなら戦隊ものを。
今なら電車を組み替えるとロボットになるおもちゃ(シンカリオン)が好きな次男は、誕生日などのたびにシンカリオンを希望しています。

ずっと遊んでます!
私も過去に「こっちのほうがいいだろう」と思って、子供が希望していたものと似たものをプレゼントしたことがあったのですが、
結果子供はあまり遊ばず失敗したことがありました。
その時からなるべく子供の欲しいものを聞いて、意思を尊重するようにしています。


手作りできるものは手作りしてみる
子供は何でも「買って~!」と欲しがることがあるけど、我が家の場合は何でも買っていたら破産です。
なので「これ家で作れるかも?」と思うものは、廃材や100均で材料を調達して作ることもよくしています。
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おもちゃを毎回買わなくても、ちょっとした工夫で手作りも可能。
お金もかからないし、子供も一緒に作ると楽しい上に知育にもなりますよ!
おもちゃを買い与える頻度は?
おもちゃを買う頻度は、我が家ではこんな感じでゆるくルールを決めています。
誕生日、クリスマスが基本
おもちゃを買うのは基本的には誕生日とクリスマス。
このときは大型おもちゃもOK。
特に誕生日は子供が欲しいものをプレゼントしたいなと思っています。

特別な日だもんね。
あとはイベントでがんばったときや、もらったお年玉から1つ好きな物を買っていいことにするなど、その時その時でゆる~くやっています。
成長に必要だと感じたとき
例えば今持っているブロックの数が物足りない、もっと大きな作品を作りたいのにブロックが少なくなってきた。
兄弟で遊ぶとブロックが足りなくて取り合いになる。
というようなときにはブロックを買い足すようにしています。
また子供が自転車に興味を持ち出した。
でも誕生日やクリスマスはまだまだ先…なんてときも、誕生日やクリスマスを待たずにその時に買うように。

その時欲しいと思ってたのに買うのを先延ばしにすることで、興味がなくなってしまうパターンもよくあること。
せっかくの成長の機会を逃すことになって、ものすごく勿体ない!と私は感じるので、
その時その時で子供の成長を伸ばしてくれそうなアイテムは買うようにしていました。

夏休みの長期休暇で遊べるもの
これは…私だけかもしれませんが。(笑)
幼稚園や小学校は夏休みなどの長期休暇がとにかく長い!!
現在は長男が小学生、次男は幼稚園だけどやっぱり夏休みは一ヶ月まるまるあって、家に子供が朝から晩まで常にいる状態。

なります。(切実に)
少しでも私の気を紛らわせた…いやいや、子供が少しでも楽しく夏休みを過ごせるようにと、
夏休みを乗り切るためのアイテムを投入するようにしています。
今まででいうとボーネルンドのアクアプレイは、長男が幼稚園の初めての夏休みに買いました。
これは大活躍してくれて、毎年夏になると楽しく遊んでいるので買ってよかった!おもちゃです。
あとは工作系や実験系のおもちゃもちょこちょこ買って、夏休みなどの時間があるときに遊んでいます。
一緒に作ることで知育にもなるし、作ったあとも愛着もって遊べるのでおすすめです。
ガチャガチャは月に一回くらい
ショッピングモールやスーパーに行くと置いてありますよね、ガチャガチャと呼ばれるあれ。

子供は見ると欲しくなるので、月に一度くらいの頻度でさせています。
でも近所のスーパーでガチャガチャさせると、そのスーパーに行くたびにせがまれて大変なので、ちょっと遠出した場所とか夫と出かけたときに買うように。
ガチャガチャのおもちゃってやっぱり値段相応なので、楽しくないのか帰っても遊ばないことが多いです。

正直「これに300円か…(最近のは特に高いよ!)」と思うこともあるけど、せっかくなので無駄にはしない!
ガチャガチャしながら「これ不思議だよね~、なんで回したら中から出てくるんだろうね?」と仕組みを考えさせるように子供につぶやいてます。(笑)

第一歩になるかな?
またガチャガチャのカプセルを使って、水遊び用のおもちゃを作ったり、できるところは有効活用!
子供にも廃材でおもちゃが作れるんだよ~と教えるチャンスにもなります。

おもちゃが多いと物を大事にしない子になる?
よく聞くのが“おもちゃが多い家だと子供はおもちゃを大事にしなくなる”ということ。
それを聞くとおもちゃは少ないほうがいいのかな…物を大事にできる子になってほしい、と思いますよね。
私の個人的な考えとしては、おもちゃが多いから物を大事にしなくなるのではなくて、
問題はおもちゃの買い与え方にあるんじゃないのかな?と思っています。

子供の性格×おもちゃの買い与え方が大事
子供がたまたま入ったおもちゃ屋さんで「このおもちゃがほしい!」と言ったとき、
「じゃあ買おっか~」といつでも買ってあげていると、子供は
いつでも買ってもらえる=なくしても壊れてもまた買ってもらえる
と思って、物を大事に扱わなくなったりなくしても気にしないようになるのかもしれない、と思っています。
子供が欲しいと言ったからといって、何でも闇雲に買うのではなくて、
普段から「じゃあ誕生日に買おうか」「クリスマスにサンタさんにお願いしてみよっか」とメリハリをつけておくことが大事なのかな…と。

ただこれは子供の性格によっても色々で…
単純に物を制限すればいいという話でもなく。
おもちゃをたくさん買い与えたからワガママになる子もいれば、
たくさん買ってもらってるからこそお友達にも快く貸してあげられる子になったり、
おもちゃを制限してきたから反対に執着してお友達の家で独り占めしたり、
おもちゃが少ない家だから想像力をフル発揮して遊ぶ力がついたり、
一概におもちゃが多いから少ないからこう育ったんだ、とは言えないのではないかな、と私は思っています…。

というか「これをしたからこうなったんだ!」とは決め付けたくない、と言うのが正直なところです。
子供は一人一人性格も好きなものも違うし、我が家にいる息子2人も同じ親から生まれているのに性格はまるで正反対。
やっぱりその子の生まれ持ったもの(性格)が一番大きいと思うんですよね。
その生まれ持ったものと、その子の環境をうまくマッチさせることができれば、子供にとって一番いいと思う。
ちょっとまとまらなくなってしまいましたが、結局思うのは「その子に合わせて環境を作ることが大事」ということ。
なのでその子や親の考え方でおもちゃも選んでOK。
育児にこれだっていう正解はないと思うから、自分の考え方に近いものを選んで取捨選択が大事だなっと思います!

少ないどっちがいいの?

いいのYO~!
…とここまで書きましたが、『収納』という点では間違いなくおもちゃの量は少ないほうがいいと思います!
おもちゃが多いと困るのが収納
我が家がまさにそれなのですが、やっぱりおもちゃの数が多いと単純に片付けが大変です。
10個のおもちゃがある家と100個のおもちゃがある家だったら、片付けにかかる時間は全く違いますよね…。

(でももう後の祭り)
なので「おもちゃが多い家」を選んだ我が家としては、片付けに時間がかかるのはもう諦めてます。
なのでおもちゃの片付けを少しでもラクにするために
おもちゃによって収納方法を変える=片付けの時短
おもちゃの種類は増やさない、量を増やす=収納方法はそのままでいい
という二点に気をつけながら、おもちゃと過ごしています。

おもちゃでちょっとだけ楽しい子育てを
子供(長男)が2~5歳の小さかった頃は、いつも部屋中をおもちゃでいっぱいにして、片付けもせずどんどん散らかされる毎日でした。
私はいつも「も~~~!!ちょっとは片付けしなさいっ!!」と怒ってばかりだったけど。
早くキレイな部屋に住みたいなんて思っていたけれど、今小学生になった長男は、学校から帰ってくるとすぐにゲームをしています。
ゲームが終わればマンガを読んだりテレビを見たりで忙しく、おもちゃで遊ぶ時間はぐっと減りました。(あ、宿題も一応してるよ!)
確かに部屋はおもちゃで散らかされることは少なくなったけど…

おもちゃで部屋中をいっぱいにして、キラキラ目を輝かせて楽しそうに遊ぶのは、ほんの数年のことだったんだなぁと気がついたんです。
私は子育てが一番しんどい時におもちゃの手を借りて、ほんのちょっとだけ育児も楽しいものになりました。
みなさんの育児の中にもおもちゃが登場して、育児が大変な人はおもちゃの力でちょっとだけ楽しく、
育児が楽しい人はもっと楽しいものになりますように。

