子供が年長さんになると、そろそろ気になってくるのが「小学校に入学するまでに身につけおきたいこと」ですよね。
わが家も数年前に長男が、そして来年には次男が小学校にあがるので、就学へと準備が必要かな…と感じています。
小学生になる、というとつい勉強面に目がいきがちですが、大切なことは実はそれだけじゃないんです。
この記事では、わが家の長男が入学したときに
「身につけておいてよかった」
「もっと教えておけばよかった」
と感じたことをまとめました。
お子さんが少しでも安心して入学を迎えられますように。
\小学生長男はコレで勉強してます/
すぐ読めるもくじ
小学校入学までに身につけたい7つのポイント
幼稚園・保育園から小学校にあがることで、いちばん大きな変化は「自分でやらなければならないことがふえる」ということです。
たとえばこれまでは朝は大人に園までつれていってもらう・バス通園で迎えにきてもらうだったのが、
小学生になると自分の足で小学校まで行くことになります。
- 通学路を歩く練習をする
- カサをさす練習をしておく
- 和式トイレをつかえるようにしておく
- 時計がなんとなくわかる
- 早寝早起きをしよう
- 困ったことは「伝えられる」ように
- 声をかけられてもついていかない
①通学路を歩く練習をする
これは入学するまでに、ぜひやっておきたいことの1つです。
小学生になると基本は子供たちだけで登下校するので、通学路にひそむ危険ポイントを知っておくことが大切。
具体的に気を付けるポイントは次のとおりです。
- 道のはしっこを歩く
- フラフラしない
- 信号もすぐに渡らず、左右を確認してから
- 道が分かれているところはいったん停まる
など、大人にとっては当たり前のことでも、子供は理解しておらずできてないことも多々あります。

わが家の長男はガードレールのない道を下校するのですが、友達同士で話して帰るとだんだんと道の真ん中によってしまうことも。
なので、ふだんから「道のはしっこを歩く」「フラフラせずまっすぐ歩く」ことを伝えています。
あと、道を歩いていると十字路になっている場所もありますよね。
そういうときも観察してみると、一度停まることなくそのまま進もうとしているときがあるので危ない危ない。
入学までに自分が歩くことになる通学路を、親子で歩いてどこが危険か、どこを気を付けるべきか話し合っておきましょう。
②カサをさす練習をしておく
これは私がやっておいてよかった、と感じたことでした。
園時代は車やバスで通園する子も多いので、自分で雨の中カサをさして歩くという経験が少ない子もいるのではないかと思います。

小学生になれば、雨がふればカサをさして学校まで歩いていくことになります。
しかもランドセルを背負い、月曜日であれば体操服や給食エプロンといった荷物も抱えて。
あとカサに慣れていないとカサがフラフラしてしまって、集団登校でお友達のカサにあたってしまうなども考えられます。
なので雨の日にカサをきちんとさして歩けるかどうか、チェックしておくことをおすすめします。
③和式トイレをつかえるようにしておく
最近の小学校もだいぶ洋式トイレ化が進んでいるとはいえ、まだ和式トイレの学校もあるかもしれません。
学校でトイレに行きたくなって、いざ入ってみたら和式トイレでつかえなかった…!
となる前に、入学までに和式トイレの練習もしておくと安心です。
練習しました

公園に行ったときに子供がトイレに行きたくなって、公園の和式トイレで何度か練習しました。
洋式トイレとちがって和式トイレの場合は、足でふんばる力が必要になるので、慣れてないと少し難しいと感じるかもしれません。
用を足したあと、どこを押して流すのかと一連の流れも覚えておくようにしましょう。
小学校が全部洋式のトイレだったら心配ないかもですが、できることがふえるにこしたことはないので、練習しておくと安心ですね。
④時計がなんとなくわかる
小学校は授業のはじまりおわりをチャイムでお知らせしてくれますが、自分で時計を読んで行動できることも大切になっていきます。
たとえば朝。
集団登校する場合、集合時間が決まってるので、その時間までに行かなければなりません。
(時計が読めても「時計見て!時間!」と声かけしないと遅刻しそうになりますが…笑)

あとは放課後。
お友達のおうちに行ってくる、となって「5時には帰ってくるんだよ!」と送り出しても、時計が読めないと心配ですよね。
もちろん時計を読むことはなかなか難しいので、入学した時点でできてなくても何の問題もありません。
ただ、なんとなくでも読めるように練習はしておいたほうがいいと思います。
⑤早寝早起きをしよう
小学校の朝は早いです。(地域によってもちがいますが)
わが家の場合でいうと、朝の集団登校は7時15分に集合・出発。
自宅から集合場所までは2分もかからない場所ですが、7時15分にはみんなが集合して出発できるようにしておく必要があります。
家を出ています
集合時間に遅れてしまうと、同じ班の子たちに迷惑をかけてしまうので、遅れないように早寝早起きが大切。
いま次男は幼稚園に登園が決められている時間が遅めなので、のんびり起きて支度しても大丈夫ですが…
来年からは小学生。
そろそろ早寝早起きの習慣をつけさせなければ、と思ってます。
⑥困ったことは「伝えられる」ように
園時代は先生が近くにいて、困ったことがあれば声をかけてくれるなど安心感があったけれど、
小学校になると「自分のことは自分でやる」スタンスが顕著に。
なので学校でもし困ったことがあったときは、
自分の口で「困っていること」を先生に伝える
このことが大切になってきます。

…といっても、具体的にどうしたらいいの?と思うけど、なかなか難しいですよね。
私はとりあえず「何か困ったことがあったら、先生に相談しなさい」と子供には教えていました。
小学校は幼稚園・保育園のときとちがって、先生と話す機会もぐっと減ります。
だからこそ、子供自身が何か困ったことがあれば先生に「伝えられる」ことが大切に。
おうちでもはっきりしゃべる練習や、伝えるための話し方を練習するのもいいですね。
⑦声をかけられてもついていかない
これは登下校や放課後の防犯についてになります。
小学生になると子供だけで外を歩く機会が出てくるので、子供にしっかり教えておきたいところ。
- 知らない人に話しかけられたらどうする?
- 「おかしをあげるからおいで」と言われたら?
- 「道に迷ってしまったから連れていって」と言われたら?
- 「ママが病院に運ばれたから連れていってあげる」と言われたら?
など、あらゆる想定をして子供に「こう話しかけられたらどうしたらいいかな?」と教えておきましょう。
入学までに身につけたいまとめ
- 通学路を歩く練習をする
- カサをさす練習をしておく
- 和式トイレをつかえるようにしておく
- 時計がなんとなくわかる
- 早寝早起きをしよう
- 困ったことは「伝えられる」ように
- 声をかけられてもついていかない
身の回りのことや防犯のこと、入学するまでにひととりできるようになると安心ですね。
年長さんの時期から少しずつ取り組んでいきましょう~!
\小学生長男はコレで勉強してます/