お子さんが1歳前後から絵本をたくさん読んであげたい!
でも何でも口に入れてしまう時期…
好奇心いっぱいな子は絵本も口に入れて、破ってしまうことがありますよね。
そうなると読み聞かせどころではなくなってしまう。

そんな時のためにおすすめなのがボードブックの絵本です。
ボードブックは普通の絵本よりもかなり厚手の紙でできているので、
1歳前後の子が少々かじっても破れない作りになっています。

を重宝していました
今回はお子さんが自由に手に取れて、破る心配の少ないボードブックの絵本たちをご紹介します。
1歳頃におすすめの破れないボードブック絵本とは
ボードブックの絵本は、普通の絵本よりもだいぶ厚い紙でできています。
比べて見ると紙の厚さが一目瞭然。

上がボードブック、下が普通の絵本。厚みが全然違います
めくった感じも普通の絵本はやわらかいのに対し、ボードブックは厚紙のように硬くしっかりとしていて
小さな子が雑にめくっても破れにくくなっています。

から助かるね
またボードブックの表面はツルツルしていて、赤ちゃんがよだれをたらしても紙にしみこまないようになっているので、
さっとふきとることができるのも嬉しいポイント。
ボードブックは中身は普通の絵本なので、子供が成長して破いたりかじったりしなくなっても、長い間本棚に置いて楽しむことができます。


はらぺこあおむし
これは名作中の名作、子供の頃に読んでいた人も多いのではないでしょうか?
くいしんぼうのあおむしが美味しいものをたくさん食べて、大きくなってきれいな蝶になるお話です。
キレイな色使いで、見ているだけで大人もうっとり。
食べ物のページには子供が指を入れて遊べるところがあるので、
指先をつかって遊びながら読み聞かせができる楽しい絵本です。
しましまぐるぐる
我が家が初めて子供に買った絵本が、この「しましまぐるぐる」でした。
読み聞かせというよりはカラフルな絵柄を見たり、ぐるぐるを楽しんだりと目で追って見る絵本になります。

色も覚えました。
あかあかくろくろ
赤と黒と白の3色で構成された絵本がこちら。
単純な色使いが目を引くのか、赤ちゃんの頃からじーっと釘付けになって見ていた一冊です。
赤メインの絵本のほかにも黄色のシリーズもあります。
じゃあじゃあびりびり
単純な言葉の繰り返しが楽しく、リズミカルにさくさくっと読めます。
本の大きさもコンパクトなので、お出かけにもぴったりです。

おいしいな!
初めてのしかけ絵本にぴったりなのがこちらの「おいしいな!」。
みんなと一緒にピクニックにきたくまくん。
くまくんがもってきたお弁当をみんなで食べようとしますが…。
絵本のページを上下に動かすと、動物たちが大きな口を開けてお弁当を食べる遊びができます。
口を開けると~…
食べ物入ってた!
りんごにいちご、バナナまで、たくさん食べたね。

とってもかわいい。
だーれだ だれだ!
さきほどの「おいしいな!」と同じシリーズがこちら。
しかけ絵本でかくれんぼ遊びが楽しめます。
子供はかくれんぼが大好き!開けて誰が出てくるかお楽しみです。
かんかんかん
ボードブックほど厚くはないけど、普通の絵本よりは厚めなのがこちらの「かんかんかん」。
全ページに踏切の絵が描かれていて、色々な電車が通過していきます。
黒の色合いが不思議だけれど子供の目を引く一冊です。
いないいないばぁあそび
いないいないばぁ遊びができる、大人気シリーズです。
縦にめくっていく絵本なので、子供がめくりやすいのが特徴。
他にも「いただきますあそび」や「ごあいさつあそび」などのボードブック版もあります。
0さい~4さい こどもずかん
身近なものがたくさん載っているこちらのこどもずかん。
広く浅く色々なものが載っているので、言葉を覚えはじめた1歳前後におすすめです。
我が家も子供に最初に買った図鑑は、写真のものではなくイラストのもの。
1歳前後はかわいいイラストで慣れておいて、2歳~に写真のちゃんとした図鑑を購入しました。

乗り物や車が好きなお子さんにはこちらもおすすめ。
言葉がどんどん増えだして、身の回りのものにもっと興味が広がってきたら「こどもずかんもっと」もあります。
そもそもなぜ絵本を破いてしまうの?
ママとしてはせっかく購入した絵本だから、長く大事に読んでほしいですよね。
でも1歳前後の子供は絵本を破いたり、口にいれてかじってしまったりすることがよくあります。
我が家の長男も、赤ちゃんの頃から1歳半くらいまで絵本をかじったり破いたりすることが多く、
普通の紙の絵本はボロボロになってしまったものもありました。

破られてかじられて跡形もなくなった音絵本…

ではなぜ絵本を破いてしまうのか?
もちろん「絵本を破いてやるぞ~!」なんて子供が思って行動しているわけではありません。
そこにはちゃんとした理由がありました。
- 指先が器用になって紙を破れるようになる
- 紙を破る感触が楽しい
- めくるときに力加減ができない
- 口にいれて紙の感触を確かめている
1歳前後の子供は指先が発達してきて、紙を破ることができるようになります。
そしてビリビリするのが楽しくなって、ついやってしまうのです。
まだ「これは絵本だから大事にしよう」という意識はありません…。


対策はこれ!
- 新聞紙やチラシなどを好きに破かせる
- 絵本は大事ということを伝え続ける
- 絵本はボードブックにする
子供には新聞紙やチラシを与えて、思う存分好きなだけビリビリさせていました。
紙を破ることも手先の発達に大事なことなので、ダメ!ではなく絵本の代わりに破いてもOKなものを用意。
そして「絵本は大事なもの。破るものではない」ことを日常の中で伝えていました。
もちろんすぐには理解できないから何度も破ろうとするのだけど、
言い続けていればいつかその言葉がたまって、理解できるときが来ます。

補修すればいいよ!
あとは子供の手に届くところの絵本は、できるだけボードブックにしておくと安心です。
我が家でも普通の紙のものは届かないところにしまっておいて、
ママと一緒に読むときに出してあげていました。
絵本を全部子供の近くから片付けてしまうというのも1つの方法ですが、やっぱり子供が自分で絵本を手にする環境にしたい!
読みたいと思ったときにすぐに絵本を手に取れる環境が、
子供を本好きな子にするための近道かなと思ってそうしていました。
「最近だいぶ破かなくなってきたなぁ」と感じるようになった頃、普通の紙の絵本も子供の手に届くところに置きはじめました。
1歳前後の絵本は破れないボードブックで楽しもう
ボードブックの絵本は破れにくいので、0歳1歳の小さな頃から安心して読み聞かせができます。
生まれてきて寝返りができるようになって、おすわりができるようになって。
いつの間にか「あ~う~」とおしゃべりできるようになった!と思っていたら
あっという間に「ママ!」「みてみて!」とたくさんの言葉を話せるようになっています。
そんな我が子の大切な一瞬を、たくさんの絵本でもっともっと豊かにしてあげてみませんか?
破かれる心配のないボードブックの絵本で、楽しい子育てを♪
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我が家で1歳から長く遊んでるおもちゃを記事にまとめました。
長男が小学生になった今も現役のものも。
こちらから読めます。